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京都の川の合流地点を見てきた記録

 

この記事は川見てる Advent Calendar 2020の21日目の記事です。

こんにちは、諸事情で11月から3ヶ月ほど多くの時間を京都で過ごしている太郎です。 勢いで登録したカレンダーですが、自転車で京都を探索するついでに鴨川あたりを写真を撮っておけばいいと思っていたものの、この記事を書く前日までたいしたストックがなかったので、サイクリングにはちょっと寒いですが外に出ることにしました。

目的地選別

京都の川といえば、鴨川周辺が言わずもがな有名ですが、今更行っても面白くないなと思い、他の川をざっとGoogle Mapで眺めてみました。今の拠点が京都駅前なので、そこからあまり遠くないところ…と探すと、西側に大きく桂川、その手前に細く天神川が流れていることがわかります。少し南下すると、この2つの川が合流している地点がありました。さらに南下すると桂川と鴨川の合流地点、さらに下ると、桂川、宇治川、木津川の3つが合流し淀川として流れていく激アツ地点もあるようです。 鴨川も鴨川デルタで加茂川と高野川が合流することで最つよ河川になっているので良い対比になるかもと思い主目的を 京都の川の合流地点を見る と設定して出発しました。

桂川と天神川の合流地点

Google Map上では桂川と天神川の背割りとして登録されており、川の合流地点を一般的に「背割り」というのかな?と思いましたが、あまりそうでもなさそうでした。

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小高い堤防っぽくなっているところまではバイクなどでも来ることができるようですが、渡れるところがけっこう遠く、アクションゲームの序盤で見えてるけど取れない宝箱みたいで面白かったです。春には桜並木が咲き誇り、よいお花見スポットになるようです。

桂川と鴨川の合流地点

『桂川と鴨川の背割り』

上記の地点からは川沿いの自転車道を移動できるのでシュっと行けますが、合流地点につながる道は畑に行く人用の道で立ち入るなということだったので、東側に道を逸れて、合流地点を横から見えるところまで移動します。

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一般人が立ち入れない関係上、上記の地点よりもちょっとさみしい気がしました。

桂川、宇治川、木津川の合流地点

3つの川が集まり淀川として流れていく激アツ地点、ここまで来たらぜひとも行っておきたかったのですが、割と距離があり、冬至の前日で日が短く、観光地としての面白ポイントも多い(大きな公園や桜並木など)ため存分に回れないと判断し、この日は諦めることにしました。日が落ちると川周辺は明かりに乏しいのが明らかなので、知らぬ土地を探索するのは厳しいです。

宇治川と濠川(ほりかわ・ごうがわ)の合流地点

南下は時間的に諦めたものの、宇治川が流れているあたりまで来ていたようなので、それらに合流しているなにかを取ろうと東に転換しました。自転車が通れない太い道(京都市道188号観月橋横大路線らしい)を避けてうにゃうにゃ行くと、川沿いの自転車道に入りました。先に進むと三栖閘門がありました。

ぜんぜんそういうものと知らずに来たのですが、古くは運河として利用された濠川(豊臣秀吉の伏見城築城の際に外堀として開削)と宇治川の高低差をパナマ運河方式で解消して通すための水門だった、という説明書きなどもあり、時間があればもっといろんな設備も見て行きたかったです。 Image 上の写真が水門で、この記事のカバー写真がその先で宇治川と合流するところです。水の勢いを感じられるので、ぼーっと眺めるにはこういうところが良さそうだと感じました。

まとめ

唐突な思いつきで決行した割には楽しい散策になりました。京都の川は少し調べるだけで歴史的な経緯が色々あって、それらを深堀りするのも楽しそうです。

帰りは観月橋駅周辺まで宇治川沿いを走り、北上してら~麺処 克享で特製味噌ラーメンを食べて帰りました。めちゃうまかったです。

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